細菌性

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病気を知ろう!病気の用語辞典」は、一般的な病気の用語を集めたサイトです。どんな病気なのかまた、身体の不調に悩んでいる人や、気になる病気の意味を知りたい人のために、使用されている病気用語をできるだけ多く掲載、わかりやすく解説しています。少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。また、よく耳にする病気用語につきましても、50音順の索引ができますので、すぐに調べることが出来ますし、病名の検索もできます。是非とも気になる病気を調べて、参考にしてください!。ただ、病気についてのご相談、ご質問などにはお答えしておりませんので、もしご心配でしたら解説だけで自己診断せず実際の医学的な知識のある先生方やかかりつけの先生方の助けをかりたほうがずっと効果的ですし安全です。
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   さいきんせい(かんせんせい)けつまくえん
細菌性(感染性)結膜炎                              

初診に適した科
[眼科]

どんな感染症か

 結膜炎を引き起こす細菌には、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、淋菌(りんきん)などがあります。
 通常よくみられる細菌性結膜炎は乳幼児や学童期に多く、原因菌にはインフルエンザ菌が最も多いようです。発症時期は冬期が多く、感冒(かんぼう)(かぜ)にかかった時に起こりやすいといわれています。
 肺炎球菌の場合は、インフルエンザ菌に比べて罹患年齢はやや高い傾向にあります。黄色ブドウ球菌による結膜炎は、高齢者の慢性細菌性結膜炎の代表的な病気です。淋菌性結膜炎は性行為感染症(STD)のひとつす。



  さいきんせいかくまくえん

細菌性角膜炎

初診に適した科
[眼科]


どんな病気か

 細菌が角膜に感染して、強い炎症を起こす病気です。

原因は何か

 角膜の表面には上皮細胞がきれいに張っていて、また、その上の涙のなかには細菌感染から眼を守るさまざまな分子が含まれているため、通常はなかなか感染が生じません。ところが、角膜の表面が傷ついた場合はこの防御線がくずれ、角膜に感染を起こしてしまいます。
 昔は、たいてい角膜に異物が飛び込んだ時などに表面に傷がつき、そこから細菌が感染していましたが、最近はコンタクトレンズが原因の感染が非常に増えています。


  さいきんせいきゅうせいいちょうえん

細菌性急性胃腸炎

初診に適した科
[小児科]

どんな病気か

 細菌感染により腹痛、発熱、血便などが現れる病気です。

原因は何か

 カンピロバクター(ブタ肉、トリ肉)、サルモネラ(タマゴ、トリ肉など)、病原性大腸菌(牛肉など)、腸炎ビブリオ(カキなどの魚介類)、黄色ブドウ球菌(おにぎり)などの細菌感染が原因になります。いずれも、食べ物が十分に調理されていない時や、料理人の手洗いがきちんとなされていない際に感染します。これらの細菌が、腸粘膜に付着・侵入したり、細菌が出す毒素の影響などで腸管粘膜に炎症が起きます。
 感染者の多くは成人とほぼ同じ内容の食事(とくに外食をしたり、店で買った惣菜など)を食べる年齢の子どもです。家庭でつくった離乳食を食べている乳児や、母乳だけを飲んでいる赤ちゃんには起こりにくい病気です。


  さいきんせいげりしょう
細菌性下痢症

初診に適した科
[小児科]


どんな病気か

 消化管に感染する細菌によって、下痢(しばしば粘血便)を生じる病気の総称です。細菌性(胃)腸炎とも呼びます。食中毒の形をとることも多く、ペットからの感染もあります。腸管出血性大腸菌(ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん)O―157のように、大規模な集団発生をみることもあります。医師による届け出が必要な菌も含まれます。

原因は何か

 サルモネラ、病原大腸菌(O―157を含む)、カンピロバクターの3つの菌が重要で、これらではしばしば血便がみられます。その他、腸炎ビブリオ、ウェルシュ菌、セレウス菌、エルシニア菌、エロモナス菌、プレシオモナス菌なども原因になります。赤痢(せきり)菌、コレラ菌は、主に海外においての感染です。ブドウ球菌による食中毒は、産生された毒素により、嘔吐、腹痛、下痢が生じます。


  さいきんせいずいまくえん

細菌性髄膜炎

初診に適した科
[神経内科] [内科] [小児科]


どんな病気か

 発熱、激しい頭痛、悪寒(おかん)などが現れ、一般的に発症後24時間で病変はピークに達するので、早期診断、早期加療がポイントになります。急性化膿性髄膜炎(かのうせいずいまくえん)とも呼ばれます。

原因は何か

 乳幼児によく起こりますが、年齢によって起因菌が異なります。3カ月未満では大腸菌、B群連鎖球菌(れんさきゅうきん)、3カ月以降においてはインフルエンザ菌が多く、成人では肺炎球菌、髄膜炎菌の頻度が高いとされています。感染経路は、菌血症による血行性経路、中耳炎、副鼻腔炎などの隣り合う感染巣からの直接侵入、心、肺など他臓器の感染巣から血行性、脳外科手術後(脳室シャントほか)などの院内感染などがあげられます。


  さいきんせいせきり

細菌性赤痢

初診に適した科
[小児科]


どんな病気か

 細菌性赤痢は、赤痢菌により引き起こされ、血便を生じる急性の下痢症です。感染症新法では2類感染症に分類され、医師による届け出が必要です。
 日本でのここ数年の患者数は年間700〜800人で、20代に患者年齢のピークがあり、14歳までの患者は全体の約10%程度です。国外感染例が70%程度で、国内では、保育園、学校、ホテルなどでの集団発生や、牡蠣(かき)を介した全国規模での感染がありました。
 アメーバ赤痢は、赤痢アメーバによって起こる血便を伴う疾患で、細菌性赤痢との対比を表に示しました。

赤痢菌とはどんな細菌か

 赤痢菌には4種類あり、志賀赤痢菌(ディゼンテリー菌)は、志賀潔によって発見され、志賀毒素という腸管出血性大腸菌(ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん)O―157の産生する毒素のひとつとほとんど同じものを産生し、4種のなかで最も病原性が強いものです。フレキシネリ菌も典型的な赤痢の症状を示しますが、日本で多いゾンネ菌(70〜80%)は病原性が弱く、軽症です。ボイド菌は、日本では非常にまれです。
 汚染された食品や水を介して感染しますが、感染に必要な赤痢菌の菌量は10〜100個と極めて少なく、ヒトからヒトに、直接感染します。家庭内二次感染の危険性が高く(約40%)、とくに小児や老人に対しての注意が必要です。


  さいきんせいせきり、えきり

細菌性赤痢、疫痢

初診に適した科
[内科] [胃腸科] [小児科]


どんな感染症か

 赤痢菌が腸に感染することが原因で起こる感染症です。赤痢菌はA群、B群、C群、D群の4グループに分けられ、最近はD群(次いでB群)による赤痢が多い傾向にあります。熱帯や亜熱帯地域への海外旅行で感染する人が多いのですが、日本国内で感染することもあります。赤痢菌が混入した食べ物や飲み物を食べたり飲んだりして感染します。
 疫痢は、小児にみられる細菌性赤痢の重症型で、循環不全(血圧の低下、意識障害など)を起こすなどで短期間に死亡します。しかし、どうしてそのような状態になるかは不明です。最近は疫痢をみることはほとんどなくなりました。


  さいきんせいにょうろかんせんしょう

細菌性尿路感染症

初診に適した科
[小児科]


どんな病気か

 腎盂(じんう)から尿管、膀胱(ぼうこう)へと続くおしっこの通り道を尿路といいますが、そのなかに細菌が入り込んで炎症を起こすことを細菌性尿路感染症といいます。

原因は何か

 細菌は例外的に血液のなかを回って腎盂に直接入ることもありますが、尿の通る方向とは反対に、おしっこの出る尿道口から侵入した大腸菌が原因になることがほとんどです。
 女児のほうが尿道が短いために細菌が入りやすいのですが、まだおちんちんの皮がむけていない男児の場合も、包皮(ほうひ)と亀頭(きとう)の間に垢がたまって細菌が入りやすい状態になっています。
 したがって何らかの理由で尿が逆流したり、停滞した状態が続くと、菌が侵入したり繁殖しやすくなって感染を起こします。尿路に先天的な奇形があり、そのために尿路感染症を繰り返す場合もあります。


  さいきんせいはいえん

細菌性肺炎


初診に適した科
[内科] [呼吸器科]


どんな病気か

 肺炎は、酸素と二酸化炭素を交換する肺胞(はいほう)と呼ばれる部位に起こる感染に伴う炎症、と定義されます。肺胞は気道とつながっているので、同時に気管支炎も起こします。肺炎では肺胞にまで微生物が侵入し、それに対して体の防御機構(メカニズム)がはたらき、炎症性の細胞や滲出液(しんしゅつえき)が肺胞内に満たされた状態になります。これをX線で撮影すると浸潤影(しんじゅんえい)といわれる陰影になります。
 細菌性肺炎というのは、その原因になる微生物が細菌であるという意味です。
 肺炎は、病院に入院している人に起こる院内肺炎(いんないはいえん)と、病院外で起こる市中肺炎(しちゅうはいえん)に分けて考えられています。院内肺炎と市中肺炎とでは原因になる細菌の種類と頻度が異なるため、それによって選択される抗菌薬も違ってきます。

原因は何か

 細菌性肺炎では、肺胞にまで細菌が到達することが第一の条件ですが、その経路は気道を通って侵入する(経気道感染)場合がほとんどです。まれに血液の循環を介して肺胞に到達し、肺炎を起こす場合があります(血行性感染)。
 経気道的に侵入する場合は、誤嚥(ごえん)を原因とすることが多いと考えられています。誤嚥には明らかな“むせ”のみられる場合もありますが、気づかないで気道のほうに口腔内容物が流入していることも多いといわれています。誤嚥の起こりやすい人として、脳血管障害(脳出血、脳梗塞(のうこうそく))の既往歴のある人、寝たきりの人、神経疾患にかかっている人などがあげられます。
 また、もともと肺に慢性の病気のある人や喫煙などで気道に障害のある場合は、侵入してきた異物を除去する機能が低下しているために肺炎を起こしやすく、また重症化もしやすいので、注意が必要です。



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