門脈圧亢進症

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門脈圧 亢進症

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  もんみゃくあつこうしんしょう
門脈圧亢進症                             

初診に適した科

[内科] [消化器科]

どんな病気か

 門脈系統の血液の流れの異常によって生じる門脈圧が上昇した状態で、これに伴う食道(しょくどう)・胃静脈瘤(いじょうみゃくりゅう)、脾腫(ひしゅ)、腹水(ふくすい)など二次的に現れる病的症状を含む概念です。したがって、門脈圧亢進症は単一の病気を指すものではなく、いろいろな病気が含まれ、圧亢進の発生機序(仕組み)もさまざまです。
 門脈は腹腔内臓器(胃および腸、膵臓(ひぞう)、脾臓(すいぞう)および胆嚢(たんのう))の毛細血管からの静脈血を集め、脾静脈、上腸間膜(じょうちょうかんまく)静脈、下腸間膜(かちょうかんまく)静脈などの静脈を介して肝臓に流入します。
 門脈は、肝臓内に入ると多数の分枝に別れて、これと併走する動脈といっしょになって肝細胞間の類洞(るいどう)(洞様血管)に流入します。そして、血液は肝細胞との物質の交換を行ったあとは末梢の肝静脈に流出し、大きな3本の肝静脈に集められ、下大静脈を介して心臓にもどっていきます。
 門脈圧亢進症を起こす病気は、この門脈血行のどこかに流通障害が生じることにより発生します。
 門脈圧亢進症を来す病気には肝硬変(かんこうへん)(進行した慢性肝炎を含む)、特発性門脈圧亢進症(とくはつせいもんみゃくあつこうしんしょう)、肝外門脈閉塞症(かんがいもんみゃくへいそくしょう)、バッド・キアリ症候群、日本住血吸虫症(にほんじゅうけつきゅうちゅうしょう)などがありますが、日本では90%以上が肝硬変によるものです。













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