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病気を知ろう!病気の用語辞典」は、一般的な病気の用語を集めたサイトです。どんな病気なのかまた、身体の不調に悩んでいる人や、気になる病気の意味を知りたい人のために、使用されている病気用語をできるだけ多く掲載、わかりやすく解説しています。少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。また、よく耳にする病気用語につきましても、50音順の索引ができますので、すぐに調べることが出来ますし、病名の検索もできます。是非とも気になる病気を調べて、参考にしてください!。ただ、病気についてのご相談、ご質問などにはお答えしておりませんので、もしご心配でしたら解説だけで自己診断せず実際の医学的な知識のある先生方やかかりつけの先生方の助けをかりたほうがずっと効果的ですし安全です。
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   やくぶつせいかんしょうがい
薬物性肝障害                             

初診に適した科

[内科] [消化器科]

 いろいろな病気を治すために薬は使われます。しかし、薬はのんだ人の体質によっては、薬として期待する作用以外の好ましくない作用を体に及ぼすことがあり、これを副作用といいます。過去に報告された副作用の原因となる薬では抗生剤が最も多く、鎮痛薬などを含む中枢神経作用薬や細菌などを排除する化学療法薬などがこれに続きます。
 薬物が原因で起こる肝障害を薬物性肝障害と呼び、大きく分けて中毒性のものとアレルギー性のものとがあります。
 現在、日本で使われている薬剤は安全確保のため厳しい安全基準が定められており、使用量や使用法を間違えることがなければ中毒性肝障害を来すことはまれです。しかし、食品に分類されるサプリメントややせ薬、ハーブを含む自然食品ではこのような安全性の確保や注意事項の表示が義務づけられていないため、それ自身がもともと含む成分や意図的に添加された薬物により、しばしば中毒性肝障害が起こったり、死亡例が出るなど社会問題になっています。
 このため最近では「薬剤性肝障害」という言葉を使うのをやめ、「薬物性肝障害」と呼ぶようになり、日本肝臓学会では「薬物性肝障害」の診断基準の改定を進めています。

どんな病気か

 アレルギー性の機序(仕組み)によるものが薬物性肝障害の大半を占めます。副作用を生じる人は特定の薬剤に対する感受性が高いのですが、現時点では最初に使用する前にその予測をすることは困難です。これに対し、中毒性肝障害では薬物そのものがそもそも肝臓毒であり、一定の量より多ければ必ず肝障害を来すものです。
 軽症の場合は自覚症状がなく、血液検査でAST(GOT)やALT(GPT)と呼ばれる肝細胞からの逸脱(いつだつ)酵素、AL-Pと呼ばれる胆道系酵素やビリルビンの値が高値を示すのみですが、重症化すると全身の倦怠感(けんたいかん)や吐き気、嘔吐、黄疸(おうだん)などを来し、肝不全(かんふぜん)から死亡に至ることもしばしばです。

原因は何か

 薬物の多くは肝臓で代謝(解毒)されて、胆道あるいは腎臓から排泄されるので、多くの中毒性肝障害は肝臓の代謝能力を上回る量の薬物を服用することで起こります。自殺目的の服薬やサプリメント、やせ薬、ハーブを含む自然食品が原因になることが知られています。
 一方、アレルギー性肝障害は肝臓で薬物が代謝されたあとに、自分の体内にはない異物と認識されてアレルギー反応が起こり、肝細胞障害が生じることが原因です。アレルギー性肝障害は少量の服用で起こり、以前に服用していて大丈夫であった薬でも、何かのきっかけで突然アレルギー反応を起こすことがあります。


やくぶつせいしにくひだい
薬物性歯肉肥大

初診に適した科
[歯科]


 ある種の薬剤を服用すると、その副作用として、歯肉がはれて厚くなります(歯肉肥大あるいは歯肉増殖)。歯肉肥大を起こす薬剤には、抗けいれん薬(てんかんの治療薬)、降圧薬(高血圧症や狭心症(きょうしんしょう)などの治療薬)および免疫抑制薬(臓器移植などを受けた患者さんが服用する薬)があります。

●ダイランチン性歯肉増殖症(せいしにくぞうしょくしょう)

どんな病気か

 抗けいれん薬であるダイランチン(フェニトイン、アレビアチン、ジフェニルヒダントインなど)を服用した場合の副作用として、歯肉が硬くはれあがり、はなはだしい場合は、歯を完全に埋めつくすほどにはれることもあります。
 発現頻度は服用者の約50%であり、比較的若い人に多くみられますが、性差はないとされています。
 歯肉のはれる程度は、口腔清掃状態と関連があるといわれています。よくはれる場所は前歯の唇側(外側)で、口のなか全体がはれることもありますが、歯がなくなるとはれは引いてしまいます。


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