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病気を知ろう!病気の用語辞典」は、一般的な病気の用語を集めたサイトです。どんな病気なのかまた、身体の不調に悩んでいる人や、気になる病気の意味を知りたい人のために、使用されている病気用語をできるだけ多く掲載、わかりやすく解説しています。少しでも、皆さんの参考になれば幸いです。また、よく耳にする病気用語につきましても、50音順の索引ができますので、すぐに調べることが出来ますし、病名の検索もできます。是非とも気になる病気を調べて、参考にしてください!。ただ、病気についてのご相談、ご質問などにはお答えしておりませんので、もしご心配でしたら解説だけで自己診断せず実際の医学的な知識のある先生方やかかりつけの先生方の助けをかりたほうがずっと効果的ですし安全です。
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  ろうねんきうつびょう
老年期うつ病                           

初診に適した科

[精神科] [神経科] [心療内科]

高齢者での特殊事情

 うつ病とは、気分がめいる、興味や喜びがない、食事がとれない、よく眠れない、体がだるい、ものごとに集中できないなどといった症状が2週間以上にわたって、ほとんど毎日続く状態です。症状が重い場合は、死んでしまいたいと考えてしまうこともあります。
 とくに老年期のうつ病の場合、ふらつき、頭が重い、肩こり、腰痛、便秘などの身体症状が前面に現れることがあります。老化による身体機能の低下が原因のひとつと考えられます。
 高齢者のうつ病の場合、身体状態についての配慮と痴呆(ちほう)との区別が大切です。具体的には、うつ病か痴呆のどちらか一方である場合と、うつ症状を伴った痴呆、つまり両方が同時にある場合があります。この2つは検査、治療、病状の経過の点で異なるため、見極めが大切になります。
 ときには区別が難しい場合もあります。なぜなら、うつ病により気力や集中力が落ちてしまうため、記憶力や知的機能が低下し、一見痴呆にみえること、また、うつ病でも痴呆でも共通して認められる妄想や、意識の障害などの症状があるからです。診断には、専門医の診察と家族からの情報が重要です。
 うつ病になってしまうきっかけとしては、とくに高齢者の場合は病気やけが、配偶者の死などがあげられます。今後高齢化に伴って、老年期のうつ病は増加する可能性が高いと考えられます。


ろうねんきせいしんびょう
老年期精神病

初診に適した科
[精神科] [神経科]


高齢者での特殊事情

 老年期精神病という名称は、正式な診断名ではありません。しかし、日常生活は普通に送ることができ、痴呆(ちほう)を疑わせるような症状が認められない高齢者でも、幻覚(げんかく)・妄想(もうそう)状態がみられることが少なからずあります。これは若い人にみられる統合失調症(とうごうしっちょうしょう)と近い病気と考えられています。ここでは、このような状態を老年期精神病として取り上げます。
 症状の特徴は、体系的な妄想(訂正がきかない誤った思い込み)が主な症状で、幻覚は伴うことも伴わないこともあります。
 妄想の内容は、いやがらせをされる、家屋や敷地内に侵入される、物を盗られるといった被害関係妄想(ひがいかんけいもうそう)が最も多く、そのほか体の不調を過度に訴える心気(しんき)妄想、嫉妬(しっと)妄想、誇大(こだい)妄想などがみられます。
 若年に発症する統合失調症に比べると、高齢者にみられる妄想の内容は現実的、具体的であることが特徴で、その人の日常生活の状況に即した、いかにもありそうな内容のものです。また、妄想の対象になる人物も隣人や家族、配偶者など身近な人がなりやすいといわれています。
 幻覚では、幻聴(げんちょう)が最も多くみられます。音楽や、壁や床を叩く音などの非言語性の幻聴、あるいは誰かが自分のことを批評したり、話しかけてきたりする幻聴などがみられます。また、体に電気やレーザー光線をかけられるといった体感幻覚(たいかんげんかく)も、しばしば認められます。
 一方、若年に発症した統合失調症にみられるような思考障害や感情の平板化、自閉などの陰性症状を伴うことはまれです。また、人格の崩れは目立たず、周囲との意思の疎通(そつう)も良好です。警察に訴えたり近隣とトラブルになったりするなど、幻覚妄想に左右された行動がみられる以外は、社会への適応も比較的良好です。



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